高血圧を予防するには
原因不明の上、患者数の多い本態性高血圧を予防する事は容易ではありません。いくら本人が気をつけていても、遺伝的要因や周囲の環境によっては予防しようの無い病気とも言えます。 しかし、日常的に生活習慣を気にかけていくことで高血圧の症状を和らげたり合併症のリスクを減らしたりするような努力は大切です。 まず、日頃から運動不足を認識されている方は無理なく日常生活にちょっとした運動を取り入れていきましょう。 運動をすることで、血の巡りが悪くなってしまった毛細血管にまで血液が循環し全体の血流量を増やすことで血圧が落ち着くという話は良く耳にしますね。 そこで気をつけたいのが、急な運動は避けること。普段から運動をしていなかった方や肥満傾向にある方が急な運動をしたことで、心筋梗塞等を発症し亡くなられたというケースは少なくありません。 あくまでも自分のペースで始め、普段エスカレーターを使っているところは階段にしてみたり、ちょっとした区間の通勤であれば自転車を利用したりする方が多いようです。 また、日頃の食習慣にも気を配る必要があります。主に塩分の過剰摂取を控え、カロリーを抑えた食事で体重もコントロールできれば理想的です。 食文化の違う地域比較した時、塩分の摂取量が少ないところほど高血圧を発症する患者が減る傾向にあるという情報もあります。 塩分の多い和食でも少し食塩の量を減らしたり、お酢を上手く使う事で味の調整をしたりといった方法で工夫していけると良いですね。 そして、飲酒や喫煙の習慣がある方は特に制限が必要です。これは高血圧の予防に限ったことではありませんが、様々な合併症を防ぐ観点からも重要な点です。 飲酒については適量であればストレスを和らげるというデータもありますので、御自身の自己管理能力が問われます。 いずれにしても、高血圧を意識しすぎてストレスがたまったり、急な生活習慣の変化で体調を崩してしまったりということでは本末転倒です。 何事もほどほどを心がけ、徐々に出来るところから改善していくような意識が重要と言えます。
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